アプローチ
アプローチ(Approach)とはボールをピンに近づけることの総称で「寄せ」の意味です。ピンを狙えるようなところから打つことを主に言います。
アンプレヤブル
アンプレヤブル(Unplayable)とはプレー不能の意味でボールが木の根に止まっていたりして、プレーができない状態のときに宣言する。これはウォーター・ハザード以外なら自分で打てないと思えばどこでも処置がとれます。1ペナルティを加えてボールから2クラブレングス以内、またはボールとグリーンを結んだ線上後方、プレーした元の位置に戻って打つなどの選択肢があります。
イップス
イップス(Yips)とはパッティングで緊張などによりスムーズに打つことができなくなる状態を言います。手が動かなくなったりして打ちそこなったり、意図したよりもはるかに強く打ってしまったりすることです。
ウォーター・ハザード
ウォーター・ハザード(Water hazard)とは海や湖、川、池、溝、排水路などの危険水域のことを言います。この水域にボールが入ったら、1ペナルティを加え境界を越えた地点とピンとを結んだ線上後方にドロップするか、元の位置に戻って再ショットをすることになっています。
OB
OB(アウトオブバウンズ)とはコースの外という意味です。コースの外と中は白い杭で表示されている。打てる位置にボールがあったとしてもOBならプレーできません。1ペナルティを付加して最後に打った所から再ショットします。
カーボンファイバー
カーボンファイバーとは炭素繊維と樹脂を主成分とする合成繊維を焼結してつくられます。高い弾性、耐熱性があり、ゴルフ用品のみならず幅広く利用されています。クラブでは、主にシャフトに用いられますが、ヘッドに用いているものもあります。
グロス
グロス(Gross)とはハンディキャップを差し引く前のスコアのことを指します。ハンデを引いた後のスコアはネットと言います。
クロスバンカー
クロスバンカー(Cross bunker)とはフェアウエーを横切るようにつくられているバンカーのことで、ホールまでのルートにクロスする形のものを言います。
ちなみにグリーンやフェアウエーの横につくられたバンカーをサイドバンカーと言います。
誤球
誤球とは自分のインプレーのボール、暫定球、第2の球以外の他人のボール、放置されたボールを打ってしまった球のことを言います。
2ペナルティを付加して、正しいボールを打たなければなりません。
コースレート
コースレート(Course rate)とはコースの難易度を数字にしたもので、ゴルフ場の水平距離を基準にした率「パー」が定められているが、同じ「パー」のコースでも難易度は違い、地形、風の影響、ハザードやグリーンの大小も含む難易度を決め、その難易度を0.1ポイントずつ増減させ、そのコースの本当の難易度を数字にしたものです。コースレイティングとも言います。
サイドバンカー
サイドバンカー(Side bunker)とはグリーンやフェアウエーの横に位置するバンカーのことを言います。
ちなみにフェアウエーを横切るようにつくられているバンカーをクロスバンカーと言います。
暫定球
暫定球は言葉の通り暫定的、一時的に打っておく球です。球が紛失、OBの恐れがあるときに打っておく球です。
暫定球を宣言した上で、打つことができます。OBや紛失が確定したら、暫定球を継続してプレーし、最初のボールがインプレイだった場合は、最初のボールをプレーしなければなりません。
ストローク
ストロークはボールを打つ意思を持ってクラブを振る一連の流れ、または行為です。素振りがボールに当たった場合は、ストロークでなく空振りはストロークです。
スイート・スポット
スイート・スポット(Sweet spot)とはクラブヘッドの芯で、重心の集まっているところのことで、ボールを打った時にそのクラブの最長距離が出る場所でもあり芯を打つというのはこの位置で打つことを言います。。
ちなみに、このスイート・スポットの芯は決して真ん中ではなく、あくまで重心です。
スペクタクル・バンカー
スペクタクル・バンカー(Spectacle bunker)とは壮大なバンカーのことを言います。海外のコースで主に見るバンカーで、入ったらでるのが非常に難しいバンカーです。
崖のようになっているバンカーのことを主にスペクタクル・バンカーと呼ばれています。
スタンス
スタンスはアドレスしたときの足の位置、姿勢などの意味で足の位置を決めたときがスタンスをとったと言われます。
スライス
スライスとはボールをカット打ちしてしまい右へ大きく曲がるショットのことです。別名バナナボールとも呼ばれます。最初にやや左に出て右へカーブしていくことです。
スパイク・マーク
スパイク・マーク(Spike Mark)とはゴルフシューズで歩く事によってできたグリーン上の傷のことでボールの転がりに大きく影響する場合でもルール上、スパイクマークは打つ前には直せないことになっています。
ソール
ソール(Sole)とは直訳すれば足の裏という意味ですが、この場合はクラブの底の部分のことを指します。地面につけることを「ソールする」よも使われ、ハザードでこれをすると反則です。
ダフ
ダフ(Duff)とはボール手前の地面をたたいてしまうミスのことです。日本では「ダフる」「ダフった」など使われています。狙った距離が出ないようなショットになってしまいます。
第2の球
第2の球とはルール上、どのように処理していいかわからないときは、もう1つの球をプレーしておき、後から競技委員の裁定を求めることができます。このもう1つの球を第2の球と言います。
チタン・チタン合金
チタン・チタン合金とはさびに強く、軽い金属です。この素材の登場で大型ヘッドのドライバーが登場しました。チタン自体が高価なため、ドライバーだけに利用されることが多いですが、アイアンのフェイスなどにも用いられています。
ドロップ
ドロップ(Drop)とはプレー上の障害から救済を受ける場合の方法でボールを拾い上げ直立し、肩の高さに手を伸ばしボールを持ってピンに近づかないようにボールを落とす動作をドロップと言います。
体の方向はどちらを向いても良いことになっています。
バンス角
バンス角とはクラブを横から見たときのヘッド下の角度。つまりソールの傾きのことです。クラブ選びの再には注目したい項目の一つです。
パーシモン
パーシモン(Persimmon)とは柿の木で作られたウッドクラブのヘッドことで、木材は硬く古 くからウッドのヘッドに用いられてきたが、メタルウッドの登場以来、姿を見 ることも少なくなった。
ヒッコリー
ヒッコリーとはクルミ科の木でしなりと粘り強さがあり、シャフトに用いられてきた。スチールシャフトの使用が認められるまでは、すぐれたクラブのシャフトといえば長い間ヒッコリーでした。
フェ-ス角
フェ-ス角はフェ-ス面の向きの大小を表すものです。フェースとはクラブの打球面のことでクラブフェースの略です。。フェースの向きがまっすぐになっているものをストレートフェース、左を向いているものをフックフェース、右をむいているものをスライスフェースといいます。
フック
フックは左へ曲げる、曲がっていくボールのことを言います。フックが強すぎると転がりが強いのでラフ、OBになってしまう確率が高くなります。逆に、左から右に大きく曲がるボールをスライスと言う。
フルセット
フルセットはゴルフクラブの本数14本のことを言います。7本の場合はハーフセットと表現されます。ゴルフのルール上14本までと定められていることから14本のことをフルセットと称されます。
フェードボール
フェードボールはほぼストレートだが、落ち際に失速しつつ右に流れる球筋を言います。落下してからの転がりが左に曲がるより時よりも少ないので、安全なショットとされています。
フォア
ボールを打った時に危険な際に打球事故を防ぐために叫ぶ言葉で、危険だったら「フォア!」と叫ぶことが義務づけられています。
フォアキャディー
フォアキャディー(Fore caddie)とはブラインドホールなどでコースの前方に配置されるキャディーのことで、プレー中のプレイヤーの球の位置を確認して指示したり、次のパーティーに打っていいかを知らせたりする役目をもたされています。
紛失球
紛失球(別名ロストボール)とはボールを見失って、捜し始めてから5分以内に発見できない、または自分の球と確認できない場合は紛失球となる。打数に1打罰を加えて、元の位置に戻って打ち直しをします。
ボールマーカー
ボールマーカー(Ball marker)とはグリーン上でボールを拾い上げる時、ボールの後ろにコインや他のしるしを置いておき、次に打つとき元の位置に戻すために、位置をマークするもの。元に戻すときはそのコインのすぐ先にボールを置き、それからコインを拾い上げる順番で使用する。
ライ角
ライ角とはクラブヘッドとシャフトの取付け角度のことです。ライ角度はスライス、フックに影響を与える大変重要なポイントです。
リカバリー・ショット
リカバリー・ショット(Recovery shot)とは難しい場所に打ち込んでしまった失敗を挽回するショット、アプローチのことです。
ロフト角
ロフト角。クラブフェースにつけられている傾斜角度のこと。角度が大きいほど高く上がります。
クラブフェースは、ボールに対して斜めに当たり、番手ごとに異なる傾きにより、ボールの打ち出し角度が変わり、望みの飛距離がでるようになっている。